札幌市の中心部で、道路の新しい活用法を探る実証実験が6月17日、始まりました。道路の1車線分を使い、キッチンカーなどが出店します。
石井 祐里枝 フィールドキャスター:「午前11時、札幌中央区の南1条通りで新たな試みが始まりました」
17日午前11時から始まった「さっぽろわざわざわストリート」。
商業施設が集まる札幌市中央区の南1条西2丁目から西3丁目の南1条通りの新たな活用法を探る実証実験です。
実験では、片側2車線の道路を1車線に規制し、空いたスペースにキッチンカーやオープンカフェなどが出店することで中心部のにぎわいづくりに役立てる予定です。
また早朝や夜間は、運送業者の荷さばき場となります。
南1条通りでは、歩道側の車線が停車車両で埋まり、自転車の歩道走行が常態化するなど、歩行者の安全性の低下が以前から指摘されていました。