ハンターは突然、クマに襲われました。
北海道美唄市の山中で4月4日、クマに襲われ大ケガの男性。
顔を引っかかれ、傷は頬骨まで達していたことが分かりました。
血に染まったリュック。
クマに襲われた時、ハンターが背負っていました。
「突然クマに襲われた。顔を引っかかれ頬骨のところをもっていかれた」(被害にあった男性ハンターの家族)
生々しいクマとの対峙を、男性の家族が語ってくれました。
3日、美唄市の山中でクマに襲われた地元猟友会ハンターの76歳の男性。
顔や脚などに大ケガを負ったほか、感染症への治療が今も続いているといいます。
「被害にあったハンターはここからシカを撃ちに入って行ったとみられ、現場には車と血の付いたタオルが落ちています」(小出昌範ディレクター)
男性のリュックの中にはシカ猟で使う備品が備えてありました。
なぜ1人で山に入ったのでしょうか。
「クマを撃つときは複数で行くが、きのうはシカ撃ちで1人だった」(男性の家族)
まだ、現場付近にいる可能性が高い男性を襲ったクマ。
美唄市は4日午前から、現場への道を通行止めにして警戒を呼び掛けています。