「電気代が少しでも安くなり助かる!」「たいした額じゃない…」北電が“値上げ幅” 圧縮 月525円

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圧縮されるのは月500円ほど。皆さんはどう感じるでしょうか。
 北海道電力が申請していた一般家庭向け電気料金の値上げについて、国は当初の申請より値上げ幅を圧縮しました。
 一般的な家庭で「月2800円の値上がり」が「月2300円」に圧縮されます。
 三宅 真人 記者:「今回の北電による値上げ幅の圧縮。町の人はどう思うのか聞きました」
 20代女性:「食費もすごく上がっているので、電気代が少しでも安くなるだけで すごく助かる」
 70代女性:「それにしても、たいした額じゃない。なんとかならないんですかね」
 燃料価格の高騰などで負担が増しているとして、北電は2023年1月、多くの一般家庭が利用する料金プランの値上げを国に申請しました。
 北電は6月からの値上げを申請していましたが、国は燃料価格が下落していることから電力会社にコストを再計算するよう指示していました。
 再計算の結果、北電は値上げ幅を当初の平均 約35%から28%に圧縮したということです。
 一般的な家庭で当初より、月に525円安くなりますが、現在に比べると2300円あまり値上げされることになります。
 国は今後も審査を続け、値上げを認めるかどうか、判断することにしています。