【旭川いじめ自殺】死亡した女子中学生の遺族が損害賠償"1億1000万円"求め旭川市を提訴「いじめがあったにも関わらず適切な対応を怠った」市教委は「訴状が届き次第、適切に対応したい」北海道旭川市

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2021年に北海道旭川市で女子中学生がいじめを苦に自殺した問題で、遺族が約1億円の損害賠償を求めて旭川市を提訴していたことが分かりました。
 当時14歳の広瀬爽彩さんが旭川市の公園で凍死した問題で、遺族側は、市がいじめに対して適切な対応を怠ったなどとして、市を相手取り、約1億1000万円の損害賠償を求めて提訴したことが分かりました。
 遺族の弁護士は、爽彩さんへのいじめがあったにも関わらず、市側が対策を講じなかったとして、安全配慮義務違反に当たると主張しています。
 旭川市教育委員会の野崎幸宏教育長は「訴状が届き次第、適切に対応したい」としています。
 この問題をめぐり、再調査委員会は2024年6月、爽彩さんが受けた7つの行為を"いじめ"と認定し、自殺との因果関係を認める報告書を市長に提出していました。