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※ 視聴回数は1日1回更新されます。義務教育を終えると、音楽関係者を除く多くの人は触れることがないにも関わらず、我々の社会に多数生息するのが「太鼓持ち」です。
社内政治を生き抜き、出世を目論むサラリーマンの心の中には常に「鼓(つづみ)」があり、プレゼン、会議、宴会など、いつ何時でも叩かれるべく鎮座ましましています。
一方、空気を読むことにかけては一流の我が国では、ビジネス以外でも学生のサークル、部活動はもちろん、PTA活動や親戚・ご近所づきあいまで、上下関係のあるところには必ず太鼓持ちあり、と言っても過言ではありません。
このような状況のなか、我々が義務教育で習うべきは、その「叩き方」ではなく「持ち方」なのかもしません。
例文の「“Thank you, department manager! My values did a 360 and I feel reborn into the same person.” Tanaka is different from the other flatterers.」
和訳をすると、「『さすが部長!価値観が360度変わり、同じ自分に生まれ変わった気がします』田中さんの太鼓持ちは一味違う」となります。
Point: 太鼓持ち= flatterer
Do a 360 で 価値観が360度変わる(元通り) という表現になります。
普通は Do a 180 = 価値観が180度変わる を使うことが多いですが、意見が結局元通りになった場合は360を使うこともできます。
読み方としては、360 = three-sixty と、 180 = one-eighty となるので、そのまま読まないように注意しましょう。
また、今回のポイントのflatterer は flatter = おだてる・持ち上げる にer が付くことで、おだてる人 = 太鼓持ち、お世辞を言う人 という意味になります。
「flatterer」ぜひ使ってみましょう。