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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 大阪・関西万博で8月13日夜、地下鉄の運転見合わせにより多くの帰宅困難者が出たことについて博覧会協会が会見を開き、「大変心苦しい」と話しました。
万博会場に繋がる唯一の鉄道・大阪メトロ中央線で8月13日午後9時半ごろ、電車への電力供給が止まり、一部区間で14日午前5時半前まで運転取りやめが続きました。多くの来場者が帰宅困難となり、夢洲駅がごった返したため、万博会場は帰宅困難者の待機場所として開放。しかし、暑い屋外で待ち続ける人からは疲労の様子が見られました。
(来場客8歳)「寝たい…眠たい…」
(女の子の母親)「キツイですね、想定外でした。子どもがいたので大変でした。でも途中でドイツ館の人がハリボーのグミを配布してくれた」
一方、博覧会協会は14日午前、会見を開き、パビリオンなどへの協力要請や水の配給など、災害マニュアルに準じてある程度きちんと対応できたとした一方…
(博覧会協会 高科淳副事務総長)「多くの方々が大変な思いをされたことは、大変心苦しく感じている。しっかり検証して改善すべきところは改善する」
消防によりますと、来場客ら36人が病院に搬送されましたが、いずれも熱中症の疑いで軽症だということです。14日の万博は通常より30分遅く午前9時半に開場しています。