健やかな成長を願って、赤ちゃんが土俵入りです。
10月14日、化粧まわしをつけた赤ちゃんが行司に抱えられて土俵入りします。相撲を取る相手は目に見えない神様です。
京都府宮津市の山王宮日吉神社で行われたこの神事は、赤ちゃんが健康にたくましく育つようにとの願いが込められていて、江戸時代中期に始まったとされています。今年は約300人の赤ちゃんが参加し、境内には元気な泣き声が響き渡りました。
「とにかく元気に育ってもらおうと思います」
「今年は震災とかもあって大変な年に生まれた子ですけど、力強く育ってくれたらいいなと思います」
かわいい赤ちゃん力士の姿は、両親や訪れた人たちを笑顔にしていました。