外国語指導助手らが震災遺構を視察

時事通信映像センター

宮城県は8日、政府の外国青年招致事業(JETプログラム)で県内の学校に派遣された外国語指導助手(ALT)らを対象に、東日本大震災の教訓を伝える震災遺構の現地視察を行った。参加した22人は、震災の影響で津波と火災の被害に遭った石巻市の震災遺構「門脇小学校」を訪れた。
 同校では、英国出身のリチャード・ハルバーシュタット館長が英語で校内を案内。参加者は、同市でALTを務め、震災の津波で亡くなった米国出身のテイラー・アンダーソンさん=当時(24)=の記念碑も訪れ、祈りをささげた。