80歳超えてピッチを駆け回る 世界最高齢のサッカーリーグ

時事通信映像センター

東京都内では、世界でも珍しい80歳以上限定の公式サッカーリーグ「SFL80」が開催されている。試合時間は前後半で計25分。3チームが年間計24試合を戦う。スライディングや肩でのタックルなどは禁止されているが、ピッチサイズなど基本的なルールは国際大会と変わらない。
 84歳(撮影時)でプレーを続ける野村六彦さんは日立製作所(現柏レイソル)でトップ選手として活躍。日本サッカーリーグ初代得点王、1972年の最優秀選手にも輝いた。
 現在は、地元のシニアサッカークラブで週4回実戦練習を行い、自宅では筋トレに励む。「88歳が当面の目標だが、90歳までやれたら」と話す野村さん。サッカー人生72年目。情熱は衰えを知らない。