豊かな海に酸性化の影  北極でいち早く進行 クリオネのエサに影響も

時事通信映像センター

ベーリング海峡の北に広がる北極のチュクチ海南部は、多様な海洋生物が集まる「ホットスポット」として知られる。海洋地球研究船「みらい」が同海域で行った採水調査では「シー・エンジェル(海の天使)」と呼ばれる巻き貝の一種クリオネも見つかった。だが、北極では海の酸性化がいち早く進んでおり、生態系への悪影響も懸念されている。