「世界遺産剥奪の恐れも」 富士山登山規制巡り会見 山梨知事

時事通信映像センター

山梨県の長崎幸太郎知事は17日、日本外国特派員協会で記者会見し、7月から実施される富士山の登山規制や今後の構想について語った。長崎知事は、富士山が2013年に世界文化遺産に登録された際に、世界遺産委員会から「人が多過ぎる」ことを解消するよう指摘されていたことについて触れ、「指摘に真摯(しんし)に対応しなければ、世界遺産のステータスが剥奪される恐れがある」と危機感を示した。