日本製車両、ドーハを快走 カタール初の地下鉄

時事通信映像センター

サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会は、国内外から120万人以上の来訪が見込まれる。観客輸送を担っているのは、日本企業が中心となって開発したカタール初の地下鉄「ドーハメトロ」だ。ドーハメトロは三菱重工業など日本の4社と仏タレスが共同で建設し、2019年5月に開業した。3路線が運行中で、ドーハ中心部とスタジアムや空港などを結ぶ車両を製造したのは近畿車両(大阪府東大阪市)。設計から組み立てまで本社で行い、完成品を船で現地に運び、計330両を納品した