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阿蘇山麓の枯れ草に火を放ち、草原の芽吹きを促す「野焼き」が２３日、熊本県西原村で行われた。毎年春に行われる草原保全の大事な作業だ。地元の火付け役が風向きや地形を考えながら枯れ草に点火すると、パチパチと燃えていた火はあっという間に燃え広がり、山全体が真っ赤な炎でなめつくされた。