火山の噴火で揺らされると、芋焼酎は美味しくなるか…桜島の坑道で「寝かす」実験

共同通信社

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日本有数の活火山・桜島(鹿児島市)で12日、地元の本格芋焼酎を坑道に貯蔵する取り組みが始まった。温度や湿度が一定に保たれ、噴火時に揺れが生じる環境で保管し、味わい深い酒が育まれるかどうか確かめる。「伝統的酒造り」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録される見通しとなる中、関係者は「絶好のタイミング。焼酎振興と国内外への発信に一役買ってほしい」と認知度向上に期待を示す。