台湾地震、ビル解体開始へ 大きく傾斜、住民1人死亡

共同通信社

共同通信【速報動画】

台湾東部沖地震で大きく傾いた花蓮市内のマンションについて、台湾当局は5日午前にも解体作業に着手する。このマンションでは住民1人が死亡。検察当局による調査のため、さらなる傾きを防ぐ工事で保全を図っていたが、証拠採取がほぼ終わった。
マンションは市中心部にある9階建ての「天王星大楼」。低層階がつぶれて傾き、住民らが閉じ込められ、女性1人が死亡した。検察当局は耐震性に問題がなかったかなどを調べている。