阪神小幡「絶対打ってやろうと」同郷戸郷から適時打

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日刊スポーツ

<阪神5-4巨人>◇4日◇甲子園
阪神小幡竜平内野手(19)が6回に高校時代のライバル巨人戸郷から適時打を放った。6回。4点差をつけてなおも1死一、二塁の好機で、1ストライクからの2球目直球を左翼線へ運び、二塁から大山が生還。終わってみれば1点差勝ちだっただけに、貴重な5点目となった。
9戦連続スタメンで、この日は初めて「伝統の一戦」に出場。「そこまで強く意識することはなかったが、相手が戸郷で、高校時代から顔なじみだったので、そこだけ意識していました」。小幡は延岡学園、戸郷は聖心ウルスラ学園とともに宮崎の強豪でプレーしたが、この日が高校時代も含め初対決。「(戸郷が)昨年から活躍しているのを見て悔しかった。今日は絶対に打ってやろうという気持ちで臨んでいた」。2回のも右前打を放ち、3打数2安打1打点と攻略した。
2人は宮崎県選抜のチームメートだった。2年前の8月31日に宮崎でアジア選手権前のU18侍ジャパンと対決。小幡は5番遊撃、戸郷は2番手で登板した。相手にはそれぞれドラフト1位の中日根尾、ロッテ藤原、広島小園がいたが、その3人は2軍で奮闘中。現在1軍でプレーしているのは小幡だけだ。
小幡は8月29日広島戦(マツダスタジアム)に続いて2度目、甲子園では初のお立ち台に立ち「2年目の小幡です。自分も覚えてもらえるように頑張ります」と笑顔でアピール。巨人戦で10代選手によるタイムリーは91年新庄以来。若虎の象徴がチームに勢いをつけている。
▼阪神の10代選手による巨人戦での打点は、平尾博司が95年6月13日に犠飛で記録して以来、25年ぶり。適時打に限ると、新庄剛志がプロ初出場の91年9月10日の9回、初打席を中前タイムリーで飾って以来、29年ぶり。