退任フィンク監督、神戸は慰留も母国の家族が要因か

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日刊スポーツ

ヴィッセル神戸は22日、ドイツ人のトルステン・フィンク監督(52)の途中退任を発表した。本人の意向を受けたもので21日付。関係者によると、ドイツに残した家族と8カ月以上も会えていないことも1つの要因だという。クラブとしても慰留はしたという。
この日午後4時からの神戸市内での練習前に、フィンク監督から選手にあいさつがあった。近日中にドイツへ帰国予定。セバスチャン・ヘッドコーチ、モラス・アシスタントコーチ、ニコラ・フィジカルコーチも契約解除となる。
今季、2年目の指揮を執っていたフィンク監督だが、8月23日の浦和レッズ戦の勝利を最後に、最近7試合で4分け3敗と未勝利が続いており、現時点で12位に低迷していた。
23日のサガン鳥栖戦(ノエスタ)は、18年から在籍しているアシスタントコーチのマルコス・ビベス氏(45=スペイン)が暫定的な指揮を執る。肩書はあくまでアシスタント・コーチのままだという。
フィンク監督は、クラブを通じて「神戸で素晴らしい時間を過ごせました。2つのタイトルという成功を収めることもできました。これは歴史に残ることですし、我々を永遠に結びつけるものです。この街、このチーム、そしてこのサポーターに別れを告げるのは簡単ではないですし、非常に寂しく思います。我々は1つになって大きな目標を達成することもできましたが、私は家族の下に戻るという決断をしました。まだリーグ戦でも良い結果を残せると思いますし、アジア・チャンピオンズ・リーグという大きな大会もまだあるので、今後の幸運を祈ります。遠くからも見守るつもりですし、応援しています。このクラブの監督であったことを誇りに思います」とコメントを発表した。
同監督は昨年途中で就任し、天皇杯でクラブ初のタイトル獲得に尽力。今季は富士ゼロックス・スーパー杯で優勝していた。契約は今季最後まであった。