暴力団員であることを隠し、交際相手の女とホテルに宿泊したとして逮捕された詐欺事件を受け、警察は男の暴力団事務所を家宅捜索に入りました。
「早く開けろ」「どうぞ」
札幌市中央区の指定暴力団六代目山口組三代目弘道会福島連合の事務所に入っていく21人の警察官。
この家宅捜索は7月11日、暴力団員の身分を隠して洞爺湖温泉地区のホテルを予約し宿泊したとして、暴力団員の佐藤拓人容疑者(31)と交際相手の飲食店従業員の女が詐欺の疑いで7月18日に逮捕されたことを受け行われました。
警察によりますと、2人は1泊で、宿泊やマッサージ代など約8万円分のサービスを受けていました。
警察は佐藤容疑者の認否を明らかにしていません。