札幌市にある私立の女子校「札幌聖心女子学院」が2025年3月末で閉校することになりました。
札幌市中央区宮の森にある「札幌聖心女子学院」は、中高一貫の女子校として長年にわたり多くの生徒を送り出してきました。
学校関係者によりますと、少子化を背景に10年以上にわたって大幅な定員割れが続き、存続できるよう努力を重ねてきましたが運営の継続が困難だとして閉校の決断をしたということです。
中学・高校ともに2022年1月と2月に行われる入試を最後に生徒の募集を停止し、2025年3月末をもって閉校するということです。
現在の中学1、2年生と2022年度入学する生徒は在学中に閉校を迎えるため、本州にある姉妹校か北海道内の同じカトリック系の学校に転校できるようにするということです。