アパマン元店長に禁錮3年 執行猶予4年の有罪判決 スプレー缶大量に噴射し44人重軽傷の爆発 札幌地裁

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 2018年北海道札幌市の不動産仲介会社で爆発が起き44人がケガをした事故で、重過失激発物破裂などの罪に問われた元店長に札幌地方裁判所は8月18日、執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。 
 田中 うた乃 記者:「札幌地裁は、札幌市豊平区のアパマンショップ平岸駅前店の元店長、辻本貴浩被告(35)に禁錮3年執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました」
 辻本被告は2018年12月、店内で消臭スプレー缶70本以上を噴射。 
 ガスを充満させた状態で湯沸し器のスイッチを入れて爆発させ、44人に重軽傷を負わせた重過失激発物破裂などの罪に問われていました。 
 辻本被告は初公判で起訴内容を認め、「客から請け負った消臭業務を行っていなかったことの発覚を免れようとした」と述べていました。 
 判決で石田寿一裁判長は「爆発の予見可能性は大きく過失は大きいとしながらも、幸い死者が出ず反省している」などとして、禁錮3年執行猶予4年を言い渡しました。