「命の方が大事…検疫甘い…」東京オリンピック・北海道開催“中止を” 病院の名誉院長や市民団体らが訴え

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東京オリンピックの北海道での開催を、病院の名誉院長らが中止するよう訴えています。
 北海道がんセンター 西尾 正道 名誉院長:「国民の命の方がずっと大事。無理をしてやる必要はない。非常に甘い日本の検疫体制を考えたら(感染者が)確実に増える」
 6月1日に会見を開いたのは、北海道がんセンター西尾正道・名誉院長の他、18の市民団体などです。
 会見で西尾名誉院長らは、北海道内の新型コロナウイルスの感染者が東京や大阪を超える日もあることを指摘。
 これ以上、感染を拡大させないためにも、東京オリンピックの北海道での開催を中止するべきと訴えています。
 西尾名誉院長らは近く、鈴木直道・北海道知事に、開催に抗議する文書を提出する予定です。