北海道南部 大雨続く…一部道路の冠水も 今週2度目「避難指示」に市民混乱 土砂災害に警戒を

UHB北海道文化放送

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不安定な天気が続く北海道内ですが、8月11日夜から8月12日朝にかけて道南を中心に大雨となりました。
 函館市には今週2度目の避難指示が出されました。
 斉藤 健太 記者:「午後11時すぎの函館市内です。雨はまだ降り続いています。雨の影響でこちらの道路は冠水しています」
 またも大雨となった道南。
 8月11日からの24時間降水量は松前町で94ミリ、函館で81ミリを観測しました。
 土砂災害の恐れがあるとして函館市の一部地域と松前町で最大あわせて4663世帯、8171人に避難指示が出されました。
 函館市で避難指示が出るのは今週2度目です。
 避難者:「この前の雨で避難指示が出たときには車が使えない状態、水浸しで動けない状態だったので早めに車で来ました」
 これまでの大雨で地盤の緩んでいる所や増水している河川があり、土砂災害などに注意が必要です。
 今後の天気はどんな見通しになっている?
菅井 貴子 気象予報士、防災士:「お盆期間中は、後半にまた大雨の心配が出てきている。13日と14日はにわか雨程度ですが、15日の夜から16日にかけて、道南を中心に、また警報級の大雨となりそう。
 色々と防災情報も出されると思うが、自ら情報を入手するようにしたい。スマートフォンで住んでいる場所の"リスク"を確認してほしい。
 『キキクル』と検索すると、日本列島の地図が出るが、北海道にズームすることもできる。『土砂災害』、『浸水害』、『洪水害』について、災害リスクを知ることができる」