9月11日、札幌のススキノで、パトカーに衝突し逃走していた男が逮捕されました。男は「飲酒運転で捕まるのが怖くて逃げた」と話しています。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区の自称・とび職・近野史弥容疑者(27)です。
近野容疑者は11日未明、札幌市中央区南4条西5丁目の路上で、警察の職務質問を受けている最中に、突然、軽乗用車を急発進させ、パトカーの前方部分に衝突したあと、現場から逃走した疑いが持たれています。
石川 広大 記者:「男は、この歩道に対して垂直に車を駐車していました」
車の止め方を不審に思った警察が近づき、話を聞くと…近野容疑者は車を急発進。歩道に乗り上げながら左方向に回転させ、そのままパトカーに衝突しました。
石川 広大 記者:「パトカーに衝突した男の車は、36号線を東に逃走したということです」
車は市電の線路も越え、そのまま国道36号線を豊平区方向に逃走しました。
警察は、12日夜、恵庭市内で車を修理しようとしていた近野容疑者を発見し、逮捕しました。
近野容疑者は「飲酒運転で捕まるのが怖くて逃げた」などと容疑を認めていて、警察は飲酒の状況などを調べています。