「400キロ超」のクマ駆除…倉庫で魚食い荒らした個体か 11月から10件以上相次ぐ被害 警戒続く

UHB北海道文化放送

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クマによる住宅などへの被害が相次ぐ、北海道東部の羅臼町で12月2日夜、400キロを超えるクマが駆除されました。
 直前には付近の倉庫で魚が食い荒らされていて、同じクマとみられています。
 2日午後7時20分ごろ、羅臼町北浜の海岸で、オスのクマ1頭が歩いているのを警察などが発見。その後地元のハンターによって駆除されました。 
 体長約2.1メートル、体重430キロほどでした。 
 3時間ほど前には、2キロほど離れた住宅の倉庫でクマに魚を食い荒らされていて、駆除されたクマによる被害とみられています。
 付近の住民:「この周辺はずっとクマにやられてるはず。やはり駆除してもらった方がいい。いまは川にサケやマスが全然いない。余計民家の方にくる」
 羅臼町内では同様の被害が11月から10件以上続き、複数のクマが目撃されていることから、町は引き続き警戒を続けています。