札幌市東区の陸上自衛隊丘珠駐屯地で、新年の編隊飛行訓練が行われヘリコプターが札幌市の上空を飛びました。
熊坂 友紀子 記者:「今、ヘリコプターがプロペラを大きく回し、丘珠駐屯地を出発しました」
この訓練は、陸上自衛隊の北部方面航空隊が実施しているもので、一年の航空安全を祈願するため、毎年この時期に行われています。
訓練には隊員約120人が参加し、多用途ヘリコプターUH-1Jなど7機が丘珠駐屯地を離陸し、ヘリコプターは約900mを保ちながら札幌市や留萌市、滝川市などの上空を2時間ほど飛行します。
訓練で森貴義・北部方面航空隊長は、日本を取り巻く安全保障について「かつて直面したことのない厳しい情勢にある」と訓示しました。