29日春の嵐…のち“黄砂” ―北海道内は暴風・大雨・融雪災害に警戒…続いて『黄砂飛来』で視界不良や交通障害に注意 アレルギーや呼吸器疾患のある人は症状悪化の恐れも

UHB北海道文化放送

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北海道は、発達する低気圧の影響で、3月29日は暴風や大雨となる恐れがあります。また、黄砂も飛来する予想です。融雪災害や黄砂による視界不良に注意が必要です。
 黄色くかすむ空。中国では、北部の内モンゴル自治区などを中心に大規模な黄砂が確認されています。
 首都・北京でも27日から28日にかけて、黄砂が飛来し、大気汚染などの影響が懸念されています。
 一方で北海道は発達する低気圧の影響で、29日は暴風や大雨となる恐れがあります。
 29日、陸上で予想される最大瞬間風速は、30メートルから35メートル、夕方までに予想される雨の量は、太平洋側と日本海側南部で80ミリです。
 暴風や高波に警戒するとともに、低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意が必要です。
 また、29日午後から30日にかけて、北海道にも黄砂が飛来する予想です。
 気象庁は、視程が5キロ未満となる恐れがあるとして、黄砂の付着や交通障害に注意を呼びかけています。
 北海道では、2023年4月と5月に黄砂が飛来していて、車に付着するなど、影響がありました。
 また、アレルギーや呼吸器疾患のある人は、症状が悪化する恐れがあるため、注意が必要です。