“核のごみ”最終処分場めぐり説明会―書面での質疑応答が批判され“口頭”で追加開催…参加者は「明らかに問題のない所を『概要調査』地区に選定しなさい、と法律に書いてある」と指摘

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 原発から出る「核のごみ」の最終処分場について、札幌市で追加の説明会が行われました。
 NUMOは2024年11月、核のごみの最終処分場選定について、調査の第1段階である「文献調査」の報告書を提出し、北海道内21の市町村で説明会を開いてきました。
 しかし、書面での質疑応答が批判され、札幌市で3月16日に追加の説明会を開催し、口頭での質問を受けました。
 「(地震などの)危険が生じる可能性が非常に高いと言えない所は全部残すんだという」(参加者)
 「情報が十分と言えない場合 こういう情報を取ってきなさいと審議会で出されています」(NUMOの担当者)
 「明らかに問題のない所を『概要調査』地区に選定しなさいって書いてある。審議会で指摘されたかどうかじゃない。法律にそうなっているんです」(参加者)
 「(地震などの)明確な記録がないということなので次の『概要調査』に行かせていただき、そこでしっかり調べていきたい」(資源エネルギー庁の担当者)
 NUMOは、寿都町全域と神恵内村の一部で地質のボーリングなどを行う「概要調査」に進むことができると結論付けています。