【ススキノ首切断】「事件が起きて娘の犯行を知った」田村瑠奈被告の父親・修被告(61)が初公判で起訴内容を否認、無罪を主張…被害者に対する謝罪も―3月12日に判決予定_北海道札幌市

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 北海道札幌市のススキノのホテルで男性が殺害され、親子3人が逮捕された事件で、父親の田村修被告(61)の初公判が1月14日札幌地裁で開かれ、被告は起訴内容を否認し、無罪を主張しました。
 ススキノで男性を殺害後、首を切断して頭部を持ち去ったとして、殺人などの罪で逮捕・起訴された田村瑠奈被告(30)。
 父親の修被告は車で娘を送迎し、頭部を損壊する様子をビデオ撮影するなどした、殺人や死体損壊などのほう助の罪に問われています。
 14日の初公判で、修被告は「事実と違う所が何点かある。事件が起きて娘の犯行を知った。ビデオ撮影も直前まで何を撮影するか分からなかった」などと話し、起訴内容を否認、無罪を主張しました。
 一方で、「被害者により一層のご迷惑をおかけしたことは申し訳ない」と謝罪しました。
 裁判は12回開かれ、判決は3月12日の予定です。
 2回目の鑑定留置が行われている瑠奈被告については、裁判の見通しは立っていません。