札幌のススキノのホテルで首が切断された男性の遺体が見つかり、女とその両親が逮捕された事件で女は事件以前、死亡した男性とススキノの飲食店で会うなど面識があったことが新たにわかりました。
死体遺棄などの疑いで、田村瑠奈容疑者(29)と父親で医師の修容疑者(59)、母親の浩子容疑者(60)の親子3人が逮捕された事件。
3人は共謀し、7月1日深夜から2日未明にかけて、札幌ススキノのホテルで、恵庭市の62歳の男性会社員の首を刃物のようなもので切断し、頭部を持ち去った疑いがもたれています。
沼田 海征 記者：「捜査関係者によりますと、修容疑者は自宅から車で5分ほど離れたこちらのネットカフェから出たところを逮捕されました」
父親の修容疑者が逮捕されたのは24日午前8時半すぎで、朝からネットカフェにいました。
付近の住人によりますと、修容疑者は車の中で食事をするなど自宅を避けるような不審な行動をとっていたという事で、逮捕の際、その車も押収されました。
事件当日には、この車で瑠奈容疑者をホテルに送り迎えをしたとみられています。
一方、捜査関係者によりますと、瑠奈容疑者と死亡した男性は事件以前からススキノの飲食店で会うなど面識があったことが新たに分かりました。
警察は、２人の間に何らかのトラブルがあり、犯行の動機となった可能性があるとみて、捜査しています。