旭川市 いじめで中学生自殺 いじめと死亡の因果関係"示さず" 第三者委が最終報告

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北海道旭川市のいじめ問題を調査していた第三者委員会は9月20日、最終報告書を公表しました。
 2021年3月、旭川市内の公園で、凍死した状態で発見された当時中学2年の広瀬爽彩さん(当時14)。
 第三者委員会は20日最終報告書を公表し、広瀬さんが3年前、自殺未遂を起こした件を学校が情報共有しなかったことは、法やガイドラインに基づいた対応を怠ったと指摘しました。
 また、市教育委員会がいじめを認定しなかったことは「隠ぺいを正当化する非常に危険な考え」と報告しました。
 一方、背景にいじめがあるかについては「どの程度影響したかは不明」とし因果関係の有無を示しませんでした。