警戒ステージ2に引き上げ…北海道11月10日まで集中対策期間に 新規感染者や入院患者 基準上回る

UHB北海道文化放送

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新型コロナウイルスの感染拡大を受けて北海道は10月28日、対策の目安となる警戒ステージをこれまでの「1」から「2」に引き上げました。
 鈴木 直道 北海道知事:「ステージ2へ移行することを決定しました。これ以上感染が拡大をしていった場合、北海道民に対する不要不急の外出の自粛などさらに強い措置もお願いをせざるを得なくなります。この段階で感染拡大を抑え込んでいく。このことが極めて重要であります」
 鈴木知事は 北海道内の感染拡大を受け10月28日の対策本部会議で、感染防止対策の目安となる警戒ステージを、5段階の「2」に引き上げることを決めました。 
 北海道内では10月24日に、1日の過去最多となる60人の新規感染者が確認されたほか、27日までの1週間の新たな感染者数は291人となるなど、警戒ステージ「2」の規準となる107人を大きく超えていました。
 また、入院患者数も規準を超えて151人に上り、宿泊療養者と合わせると331人となるなど、医療体制のひっ迫が懸念されています。 
 これを受け北海道は、10月28日から11月10日までを集中対策期間として北海道民に対し、体調の悪い人の外出自粛や飲酒を伴う会合で感染リスクを回避する行動の実践、テレワークの推進と時差出勤などを求めるなど、さらなる感染拡大防止に取り組みます。