記録的大雪…交通まひ続く 道路は大渋滞&住民は雪かきでへとへと JR札幌駅発着の全704本運休

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北海道札幌市は週末の記録的なドカ雪の影響が2月7日も続いています。交通が"まひ"しているほか、連日の除雪で市民は疲弊しています。
 小俣 誠一 カメラマン:「伏古・拓北通りです。中心部に向けて大渋滞が発生しています」
 24時間で60センチと観測史上一番の大雪となった札幌市。朝は、通勤に向かう車で大渋滞が発生。救急車も渋滞にはまり、思うように前へ進めない状況です。
 札幌市は、交通状況が改善されるまでは、車での利用を控えるよう協力を呼び掛けています。
 鎌田 祐輔 記者:「住民は雪かきに追われていますが、捨てる場所が無く高い雪山に積みあげていくしかありません」
 積雪は一時133センチにまで増え、人の背丈の2倍近い雪山がそびえ立っています。
 住民:「70、80センチくらい降った感覚。3回くらい除雪した。ちょっと体が痛いあちこち」
 住民:「もう投げるところない。排雪来ない。この雪だから、ある程度理解しなきゃいけないけど我々にしたら困る」
 JRは、札幌駅を発着する全ての列車で終日運休となるなど、快速エアポート148本を含む704本が運休しています。
 また新千歳空港では、JRの運休などで約70人が空港で一夜を過ごしました。
 利用客:「しょうがないですよね、天候がこうなので。雪だとまた千歳に来るのが大変になっちゃうので(泊まった)」
 札幌市は、7日夕方に雪害対策連絡会議を開き、今後の対応について協議する予定です。