元同僚女性をシートベルトで絞殺・雑木林に遺棄 帯広元高校教師の男 初公判「同意があったと認識」"同意殺人"を主張

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2022年5月、帯広市で元同僚の女性を殺害したとして殺人などの罪に問われている男の初公判が11日、釧路地方裁判所で開かれ、男は「同意があった」などと同意殺人を主張しました。
 起訴状などによりますと、帯広市の元高校教師、片桐朱璃被告は、2022年5月、帯広市内の駐車場に停めた車の中で、交際していた元同僚で北見市の高校教師、宮田麻子さんの首を絞めて殺害したうえ、遺体を雑木林に埋めて遺棄した罪に問われています。
 11日、釧路地裁で開かれた初公判で片桐被告は「やったことに間違いはないが、相手の同意があった」などとして、起訴内容を一部否認し、同意殺人を主張しました。
 検察側は冒頭陳述で片桐被告が「自分も死ぬつもりがあるように装い殺害した」と指摘しました。