10月21日の正午前、北海道室蘭市の製鉄所で機械のメンテナンス作業をしていた男性作業員2人が倒れているのが見つかり、病院に搬送されました。
2人はその後死亡しました。
10月21日午前11時40分ごろ、室蘭市仲町にある日本製鉄北日本製鉄所の工場で「コークス炉で2人の意識がない」と職員から消防に通報がありました。
消防が2人を救助し病院に搬送しましたが、その後死亡が確認されました。
死亡したのはいずれも室蘭市の会社員・鈴木健さんと近嵐正美さんです。
警察によりますと2人は炭を混ぜる混炭機のメンテナンス作業中に、近嵐さんがタンク内で倒れ、その後助けに入った鈴木さんも倒れたということです。
タンクは火災防止のため酸素を抜いて使用していて、警察は酸欠の可能性があると見て当時の状況を調べています。