2026年度の完成を目指す国内最大級のデータセンターの起工式が、4月15日、北海道・苫小牧市で行われました。
通信大手のソフトバンクと子会社が建設を始めたのは、「北海道苫小牧AIデータセンター」です。
AIの普及に伴うデータの処理や消費電力の急増に対応するのが目的で、総工費は650億円に上ります。
国内にあるデータセンターの8割が都市部に集中しており、災害時のリスクから地方での整備が求められていました。
「苫小牧でこれだけの規模のAIデータセンターを作りますから、これを中心とした産業集積地を目指したい」(ソフトバンク 宮川潤一社長)
敷地面積は70万平方メートル。
消費電力は国内最大級の300メガワットを目指し、2026年度、完成見込みです。