寒さが本格化する中、北海道旭川市にある日本酒の蔵元では、新酒の仕込み作業が始まりました。
立ちこめる湯気の中から出てくるのは、日本酒作りで重要となる蒸しあがったコメです。
旭川市の「男山」では、1887年の創業時からほとんど変わらない酒造りを続けていて、毎年気温が低く酒造りに適したこの時期から、新酒の仕込みを行っています。
「順調に進んでおります。辛口ですっきりとしたキレの良いお酒ができると思うので、期待してほしい」(男山 杜氏 北村 秀文さん)
酒蔵では、蒸した米に約4メートルの棒でもろみをかき混ぜ、発酵させる作業が行われました。
新酒は12月ごろから店頭に並ぶ予定です。