散弾銃じゃヒグマと対峙できない…クマやシカによる被害相次ぐ北海道 「ハーフライフル」国の規制強化で狩猟態勢が大ピンチ…道が警察庁に対策を要請

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国がハーフライフルとよばれる猟銃について法改正し、規制強化を検討していることについて道は1月24日、道内の狩猟に影響が出ないよう要請しました。
 ハーフライフルについて警察庁は、長野県で2023年に起きた殺人事件で使われたため所持の規制強化を目指しています。
 道内でシカやクマの生息数や被害が年々増える中、現在ハーフライフルは初心者でも持てますが規制強化でより命中精度の劣る散弾銃しか持てなくなることが想定されます。
 道は、駆除や狩猟の担い手の確保が困難になるとして国に対し、1月24日、法改正されても運用面で引き続き初心者が所持できることなどを要請しました。
 
 要請に対し警察庁は「支障がないようにしていきたい」などと話したということです。