2月27日、北海道旭川市のJR旭川駅で30代のベトナム人男性を刃物で刺し殺人容疑で逮捕された男は、犯行後駅近くでタクシーに乗り自宅まで逃走していたことがわかりました。
駆け足で建物のなかに入っていく黒ずくめの男。27日午後5時ごろの映像です。
逮捕された旭川市に住む建設作業員でベトナム人の技能実習生、グエン・ゴック・トゥン容疑者(24)は27日夕方、JR旭川駅で知人とみられるタン・ヴァン・ギアさん(35)の首などを刃物で複数回刺して殺害した疑いが持たれています。
その後の調べでグエン容疑者は犯行後、タクシーで約1.5キロメートル離れた自宅まで逃走し、午後7時すぎに警察に発見されていたことが新たにわかりました。
タクシー会社の人:「車の後ろで手か何かを拭いている。一生懸命ぬぐっている。何度も何度も。(タクシーから降りてから)ごみ箱に何かを一生懸命捨てている姿が映っていた」
調べに対しグエン容疑者は「殺したことに間違いない」と容疑を認めていて、警察が動機を詳しく調べています。