北海道函館市の沿岸でタンカーが座礁した事故で、1月13日朝、船が函館港に着岸し、函館海上保安部による調査が始まっています。
函館沿岸で6日に座礁したタンカー「さんわ丸」は、沖に引き出す作業が難航していましたが、12日にようやくえい航が始まり、13日午前8時半ごろ函館港に着岸しました。
その後、船長立ち合いの下、函館海保による破損状況の確認や運航状況などの聞き取りが行われています。
関係者によりますと「さんわ丸」は当時、急角度で針路を変えた後、十分に速度を落とさないまま座礁したとみられています。
函館海保は業務上過失往来危険の疑いで捜査を進めています。