「網の中で人が見つかった」仲間の漁船が海中で人を発見…スケソウダラ漁中に海に転落した男性と判明

UHB北海道文化放送

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12月5日、北海道室蘭市の沖合で、漁船の乗組員の男性が海に転落した事故で、7日朝、男性が心肺停止で見つかりました。
 12月5日、室蘭市のチキウ岬灯台から約28キロ東の沖合で、スケソウダラの底引き網漁をしていた第八十二萬漁丸の乗組員、渡辺智貴さん(30)が海に転落。 
 海保の巡視船などによるこれまでの捜索で、渡辺さんのものとみられる衣服などが見つかっていました。 
 7日朝8時40分ごろ、漁船の運用会社から「仲間の船が網を入れ海中を捜索したところ、網の中で人が見つかった」などと、海保へ連絡があり、その後、家族が渡辺さんだと確認しました。 
 渡辺さんは見つかった当時、心肺停止の状態でした。
 当時渡辺さんは網を引き上げる作業をしていて、海保などは身元の確認や転落の原因などを調べています。