"記録的大雨" 土砂の撤去続く 漁港に大量の流木も … 11日にかけても雨予報 土砂災害に注意

UHB北海道文化放送

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記録的な大雨に見舞われた北海道函館市では、8月10日も朝から土砂の撤去作業が続いています。
 水かさが増し茶色く濁った川。
 住宅街は道路に泥が残ったままになっています。
 記録的な大雨で函館市では道路が一部冠水したほか、住宅の床上・床下浸水の被害が相次ぎました。
 車や家財道具も浸水し、住民は10日も朝から後片付けに追われています。
 函館市民:「この家財道具はもう使えない」
 函館市民:「(水が)タイヤの半分くらいまで来た。全部洗った」
 JR宗谷線は線路に土砂が流れ込み、「音威子府-稚内間」で終日運転を見合わせています。
 函館市入舟町の漁港では流木が流れ着き、漁師らが撤去作業に追われています。
 津軽海峡付近に前線が停滞する影響で、11日昼までの24時間に予想される雨の量は渡島地方の多い所で100ミリとなっています。
 引き続き、土砂災害に注意が必要です。