まん延防止対策強化…地下鉄改札に検温装置&終電繰り上げ 酒類提供も終日自粛に

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「まん延防止等重点措置」が適用された札幌市では、5月12日から公共交通機関の終電の繰り上げや営業時間の短縮など、さらに厳しい要請が行われます。
 本田 祐里佳 記者:「改札口近くに設置されたこちらの装置。近づくと検温と消毒ができ、異常があればアラームで知らせてくれるということです」
 札幌に「まん延防止等重点措置」が適用されたことを受け、札幌市は5月12日から順次、地下鉄大通駅とさっぽろ駅の全ての改札、あわせて13か所に検温装置を設置します。 
 検温装置に近づくと体温を測ることができ、37.5℃を超えるとアラームが鳴る仕組みですが、使用は「任意」です。 
 本田 祐里佳 記者:「取材を始めて1時間ほど経過しましたが検温装置を利用した人は1人もいません…」
 このほか人の流れを抑制するため、12日から地下鉄は全線で約30分、市電は約20分の"終電の繰り上げ"が行われるほか、JR北海道も札幌発の列車について、最大25分終電を繰り上げます。 
 さらに、札幌市内全域の飲食店やカラオケボックスの営業時間は午前5時から午後8時までとし、終日、酒類の提供や持ち込みを行わないほか、商業施設は一部の売り場を除き午後8時までの営業となるなど、生活も変化します。