札幌市"なた男"に懲役1年の有罪判決言い渡される 保護観察付き執行猶予3年…「更生には公的機関の支援も必要」札幌地裁

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札幌・大通駅構内で、なたを振り回し器物損壊などの罪に問われている男に対し、札幌地裁は、8月3日、保護観察付きの有罪判決を言い渡しました。
 札幌市白石区の無職、石川莉世被告(26)は2023年4月、大通駅構内でなたを振り回し、ベンチなどを壊したとして器物損壊と銃刀法違反の罪に問われていました。
 これまでの裁判で石川被告は訴内容を認めていて、検察側は懲役1年を求刑
 弁護側は「精神疾患があり、更生の余地がある」として、執行猶予付きの判決を求めていました。
 3日の判決公判で新宅孝昭裁判官は「更生には公的機関の支援も必要だ」として石川被告に、懲役1年、保護観察付きの執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。