1月17日、北海道内では雪下ろし中の事故も相次ぎました。
午前10時20分ごろ、北海道岩見沢市5条東17丁目の住宅の2階の屋根から、雪下ろしをしていた88歳の男性が転落しました。
転落したのはこの家に住む寺越昇平さん(88)で、病院に搬送された時、会話はできていましたが肋骨や骨盤を骨折し死亡しました。
警察によりますと、寺越さんはヘルメットは着用せず命綱は立てかけた脚立に結んでいましたが、落下のはずみで脚立が倒れ、2階屋根から落下したとみられています。地上で除雪作業をしていた妻が発見したということです。
岩見沢市の積雪は116センチ(午前9時)で、平年の約1.5倍でした。
また、北海道北部の美深町では午後0時15分ごろ、物置の雪下ろしをしていた大内朱美さん(70)が雪とともに約5メートルの高さから転落し、その後死亡しました。
警察は雪下ろしは複数人で行い、ヘルメットや命綱を着用するよう注意を呼びかけています。