6月28日、知床半島の先端部でエゾシカの捕獲をしていた作業員の男性がクマに襲われ、ケガをしました。
環境省によりますと、28日午後、知床半島の先端にある岬で男性がクマに襲われました。
男性は腕にケガをし、環境省に連絡して斜里町内の病院で手当てを受けました。
命に別状はないということです。
男性は環境省からの依頼で、複数人でエゾシカの捕獲作業をしていました。
クマの大きさは不明で、男性が襲われたあと、熊よけスプレーを噴射したところ、逃げていったということです。
知床半島はクマの生息密度が高く推定400~500頭がいるとみられています。