北海道オホーツク地方の湧別町の遊園地で9月、親子3人が観覧車に乗っている最中に誤って置き去りにされていたことがわかりました。
湧別町などよりますと、9月25日午後3時45分ごろ、遊園地「ファミリー愛ランドYOU」で、30代の母親と10歳未満の女の子2人を観覧車に乗せたまま、従業員が閉園の準備のため、観覧車の運行を終了しました。
親子3人は高さ約30メートルまで上がったゴンドラ内で、約10分間放置されたということです。
母親が、遊園地の駐車場で待っていた他の家族に、携帯電話で連絡を取り、3人はまもなく救出されました。
3人にけがはありませんでしたが、精神的なストレスを訴えているということです。
この遊園地は「道の駅」に隣接していて、町から委託を受けた民間業者が運営していました。
町は「二度と事故を起こさないように、指導を徹底する」などとコメントしています。