「あおり運転」をしたとして、千葉市に住む21歳の会社員の男が道交法違反(妨害運転)の疑いで逮捕されました。
男は2023年11月10日午後6時ごろ、北海道の札幌市厚別区から江別市までの約2キロを、蛇行運転や急停車するなど、危険な運転を繰り返した疑いが持たれています。
警察によりますと、男が運転していたのは普通貨物車で、並走する乗用車の前に割り込むなどの「あおり運転」を続けたということです。
「あおり運転」は1分間ほど続きましたが、接触事故やけが人はありませんでした。
乗用車の運転手が「あおり運転の被害にあった」と警察に被害を届け出ました。
男は住まいや職を転々としていたため、行方がわかりませんでしたが、発生から11か月ほどたった10月8日、千葉県で発見され、逮捕されました。
調べに対し男は「追い抜いた際、パッシングされて腹がたった。相手からあおられたのであおり返しただけだ」と話し、容疑を一部否認しています。