ロシア・サハリン南部で6月28日見つかった、日本人とみられる男性の遺体は赤い救命胴衣を身に着けた状態で海上で発見されていたことが新たに分かりました。
現地関係者などによりますと、6月28日男性の遺体が見つかったのは、ロシア・サハリン南部、オジョルスコエ沿岸のブッセ湖付近です。
ロシア国境警備局員が浜辺に近い海の上で発見したということです。
「KAZU」と書かれた赤い救命胴衣とジャケットを身に着けていて黒い携帯電話などの所持品も見つかりました。
遺体は現場から西に60km離れたコルサコフの遺体安置所に収容されています。
知床沖で沈没した観光船「KAZU1」の行方不明者の可能性があり、ロシア側はDNA型鑑定に必要なデータの提供を日本に要請しています。