約1600万円相当の覚醒剤などを隠し持っていたとして暴力団員らが逮捕された事件で、警察が組事務所を家宅捜索しました。
3月7日朝に警察が家宅捜索に入ったのは、札幌市白石区の指定暴力団 山口組傘下の茶谷政一家の事務所です。
組員の細谷 耕平容疑者(36)ら3人は、2024年1月に札幌市北区のアパートで覚醒剤などを販売する目的で所持していたとして、3月4日に逮捕されていました。
アパートからは末端価格約1600万円相当の覚醒剤や乾燥大麻などが見つかっていて、密売に向けた倉庫として使われていたとみられています。
細谷容疑者は容疑を認める一方、残る2人は否認していて、警察は暴力団が薬物販売へ組織的に関与していたとみて調べています。