札幌市中心部の再開発の目玉「モユクサッポロ」が、7月18日にプレオープンしました。魅力あふれる、その全貌とは。
八木 隆太郎 キャスター:「地下街ポールタウン直結になっている地下2階は飲食店街。現在7店舗で、それぞれの店にドアがなく、仕切りがないので入りやすい」
札幌市円山地区の生パスタ専門店「レヴァーロ」が手掛ける、バルスタイルのお店「BARRA ITALIANA Le Varo」です。
北海道産やイタリア産など42種類のワインがそろい、それにあわせて330円からの手ごろな小皿料理を楽しめます。
八木 隆太郎 キャスター:「少しずつ小盛りの商品がいろいろ楽しめます。昆布じめの魚に、わさび醤油がきいていて非常においしい」
レヴァ―ロ モユク店 山田 桃子 店長:「円山店のシェフの味を小皿で低価格で提供していて、『毎日通いたくなるバル』というコンセプト。駅直結なので、会社帰りなど気軽に楽しんでもらえたら」
打ち立ての北海道産そばと日本酒を楽しめる「豆皿料理・酒 そばまえ」。
おすすめは「狸小路の冷やしたぬき蕎麦」です。
あげ玉を乗せた“たぬき”そば”に、“麹”漬けの豚肉をトッピングし「狸小路」を表現しました。
席は約90席と、地下2階では最も広く家族連れでも楽しめそうです。
北海道産の牛肉が楽しめる「NYU MEAT」。
食べ応え抜群のサーロインを、レモンバターであっさりと。
「ニューミート」という店名の由来は?
BARREL 和田 竜児 社長:「乳牛の『にゅう』。乳牛のおいしさに気づき、価値を高めるためにこの店名に」
乳牛ということで乳製品にも力を入れています。
BARREL 和田 竜児 社長:「北海道大樹町の坂根牧場の牛乳がおいしくて、飲んだ瞬間に店で使いたいと思った。そのまま飲む牛乳や、ソフトクリームに混ぜて濃厚に」
地下1階は「テイクアウトグルメと健康のフロア」。
ドラッグストアの「サツドラ」や、北海道産食品のセレクトショップ「きたキッチン」などが入ります。
「きたキッチン」は既存のオーロラタウン店とは4割ほど品ぞろえを変えていて、お酒やおつまみ、工芸品などに力を入れました。
約1000点と豊富な商品数で選ぶのに目移りしそうですが、こんな新サービスが。
八木 隆太郎 キャスター:「有料試食コーナーでこちらの券売機で商品を購入すると、お店の商品を試食することができます。気に入った商品は、もちろん購入することもできます」
「パリパリ昆布」や「えぞしかのカルパス」などの食べ比べや、北海道産ワインの試飲などが可能です。
きたキッチン 小熊 恵介さん:「食べてみないと買うのに勇気がいるという人がいっぱいいる。客の声を聞きながら、新しいものと入れ替えていく」
3階は「好奇心をくすぐるフロア」。
文房具や雑貨、インテリアなどを扱う生活雑貨専門店の「ロフト」が9月にオープンします。
4階から6階には都市型水族館の「AOAO SAPPORO」が入ります。
ペンギンをはじめ250種4000点が展示されます。
中でも注目を浴びているのが「ネイチャーアクアリウム」。
水草が生い茂る水槽の中で、小さな生き物たちの営みを自然のありのままの姿で観察することができ、4つの異なるテーマが展示されています。
ADA水景クリエイター 内田 成さん:「作品に集中してもらいたい。周りを黒にしているのも、作品に集中してもらいたいという思いから」
楽しみ方はいろいろ。
7月20日にグランドオープンを迎える「モユクサッポロ」。
狸小路の人の流れが変わりそうです。